オメガの修理110番 » オーバーホールの基礎情報 » オメガの電池交換は
専門店とメーカーのどちらに依頼する?

オメガの電池交換は
専門店とメーカーのどちらに依頼する?

腕時計を使おうと思ったときに電池切れになることがあります。オメガなど大切な時計の電池交換をどこで行うべきか迷ってしまうこともあるでしょう。 電池交換行うにはメーカーで行う場合と時計専門店で行う方法があります。もちろん自分で交換することもできますが注意すべき点もありますので、ここでは時計の電池交換について詳しく紹介します。

オメガの電池交換をメーカーで行う場合は?

オメガの電池交換を行うには、最初にイメージする方法としてメーカーで電池交換を行うものです。例えば購入後10年以上が経過している古い腕時計や中古で購入して何年経過しているかわからない時計の場合には、メーカーに依頼するのを検討した方がいいかもしれません。

メーカーに依頼をすると不具合が生じている部分を修理してもらえるだけでなく保証が付くことがメリットです。修理した箇所の不具合による故障の場合に、保証を適用させることができます。

もちろん電池交換だけといってもメーカーでの修理は高額になりがちです。電池交換だけではなく全体のメンテナンスを行うことを推奨しているからです。オメガのカスタマーサービスではコンプリートメンテナンスで電池交換を含んだ全体的なメンテナンスを推奨しています。

オメガの時計でベーシックなクオーツ式の場合は、「ベーシックパーシャルサービス」の対象となり費用は18,000円となっています。メンテナンスでパーツ交換が必要と判断されるなら、さらに費用は高くなるでしょう。メーカー修理の場合には、費用が高額になりがちなだけでなく、納期が長くなる可能性がある点にも注意が必要です。

電池交換する期間や頻度

電池交換にはどのくらいの期間が必要となるでしょうか。メーカー修理の場合には納期が2ヶ月以上かかることがあります。

もちろんメンテナンスも含まれていますので、他の不具合が生じている場所の修理も含まれています。修理内容や必要となるパーツの入手状況によりますが、それでもメーカー修理の場合には1ヶ月程度見ておく必要があるでしょう。

メーカー修理に対して時計専門店での交換になるならば、混雑していない場合であれば5分から10分ほどで交換することができます。

もちろんオメガなど高級な腕時計の場合には電池交換だけでなくその他のテストも行う必要があります。電池交換でも1週間から2週間ほど期間が必要なこともあるでしょう。もし防水テストを含めると、2週間以上かかることもあります。

電池の寿命はムーブメントの種類によっても異なりますが、2年から3年ほどです。2年毎に電池交換するなら大きな故障を避けることができるでしょう。

腕時計の電池交換方法とは?

腕時計の電池交換する際にどのような手順で交換するのかご紹介しましょう。 自分で作業するにしてもメーカーや修理専門店で修理する場合でも、以下の流れに沿って電池交換が行われます。

裏ぶたを開ける

電池が入っている腕時計の裏蓋を開けます。はめ込み式やネジ込み式、さらにネジ留め式などの方法があり、裏蓋の形状に合わせて慎重に裏ぶたを開けます。

電池交換・確認

裏ぶたの開けた後に、時計の固定方法に注意しながら電池交換を行います。電池の電圧や消費電流を測り、時計のムーブメントに問題がないかどうかを確認し電池交換が必要であれば交換、また問題があるならば修理やオーバーホールを行います。

清掃の後裏ぶたを閉める

裏ぶた周りの汚れを取り除き、サビなどをなくしてから裏蓋を閉めます。専用工具で元通りに裏ぶたを閉めると電池交換は完了します。

動作確認をする

動作確認をし正確に時を刻んでいるかチェックします。必要があるならばオプションで防水テストを実施します。

オメガの電池交換をする注意点

オメガなどの腕時計の電池交換をする注意点を見ていきましょう。電池交換を依頼する前に知っておきたいこと、また電池交換後に後悔しないためにも注意点を把握しておきます。

防水テストの実施の有無

オメガの時計には10から30気圧の防水機能がついているものが多いです。防水交換電池交換にふたを開けると生活防水レベルまで低下してしまいます。軽い雨が掛かる程度や手洗いであれば生活防水レベルの防水機能でも問題ありません。

しかしマリンスポーツなので腕時計をしたい方なら防水テストが必要です。防水テストを実施するかで、費用が大きく変わりますので必要かどうか検討しておきましょう。

DIYで交換するリスク

自分で電池交換をして費用を抑えたいと思うかもしれません。しかしオメガの腕時計をDIYで電池交換することはお勧めできません。防水性が高いものが多くスクリューバック式の裏蓋を開けるには経験が必要です。

電池交換をするために工具を購入する必要もありますし、電池そのものを自分で良い必要もあります。腕時計の裏ぶたを傷つけずに開けるためには、経験が必要ですのでメーカーや専門店に依頼する方が無難です。工具があったり経験があったりするなら、DIYで交換することもできるかもしれません。

電池切れの時計を放置するデメリット

電池切れの腕時計を放置してしまうにはいくつかのデメリットがあります。 オメガなどの大切な時計を良いコンディションを保つために、なぜ放置すべきでないのか把握しておきましょう。

内部部品の劣化

時計を放置しておくことで内部部品の劣化を促進してしまう危険性があります。電池が切れた状態で放置していくと、電池内部の溶液が漏液してしまう可能性があるのです。

電池の溶液が漏れてしまうと内部部品の錆や腐食が進んでしまいます。その結果部品が摩耗してしまったり動作しなくなってしまったりするのです。時計の放置はムーブメントの故障につながる可能性があります。

パッキンなどの劣化

パッキンなどの劣化も見逃すことができません。ゴムでできているパッキンは、ホコリや水分の侵入を防ぐのに大切な役割をしています。しかしパッキンが劣化してしまうと、水分が侵入してしまうこともあります。

定期的に電池交換して、パッキンの交換もしておくと劣化する前に交換できるので防水性が保つことができるのです。

電池交換を行う方法を比較

電池交換を行う方法を比較してしましょう。メーカーに依頼する他にも家電量販店で交換する方法や修理専門店で交換する方法があります。

家電量販店での交換

気軽に電池交換を出来るのは家電量販店でしょう。利便性の高さや普段の行動範囲の中でお店をすぐに見つけることができます。しかし家電量販店での技術者レベルであればどこまで時計のことを理解しているのか不安になるかもしれません。

問題なく電池交換をすることはできますが、防水機能の維持や防水テストは期待できません。防水テストまでしっかりと行なってもらいたいなら、メーカーでの修理や時計修理専門店で電池交換することをおすすめします。

修理専門店での交換

修理専門店での電池交換なら、メーカーでの修理や電池交換と比較すると費用を抑えることができます。時計の知識や技術を持った職人が電池交換をしますので、防水機能の維持や内部の部品の故障を見分けられるでしょう。

ムーブメントのメンテナンスまで含めると納期は少し伸びることがありますが、清掃や動作確認など大切な時計のよいコンディションを維持することが可能です。

リスクを考慮してどこで交換するか検討しよう

自分でDIYでオメガの電池交換をすることもできますが、専用工具が必要なことや一定のリスクがあります。自分で交換をするには交換方法を調べたり、工具の使い方を学んだりと手間も必要です。大切なオメガの時計の電池交換なら、修理専門店へ依頼することがおすすめです。このサイトではメーカーと修理専門店の比較結果なども掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。

オメガの修理
見積り価格3社比較

スペック:オメガスピードマスター/クロノグラフ/自動巻/10年前に購入以降オーバーホールなし
修理内容:ゼンマイ・切替車・裏蓋パッキン・バンドピン・バンドピン用パイプの交換・オーバーホール

時計修理工房
なんぼや
見積金額
63,700
カナルクラブ
見積金額
46,200
スウォッチ
(オメガ正規店)
見積金額
83,600
       

※修理専門店でオメガスピードマスターのオーバーホールが2020年4月現在最安値の「カナルクラブ」、チェーンの大手「なんぼや」、オメガ正規店である「スウォッチ」の3店に見積もり依頼し、その結果を掲載しました。
※見積もり期間は2020年1月~4月です。