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オメガのオーバーホールに必要な期間は?

オメガをオーバーホールするため、修理業者に依頼するとどのくらいの期間がかかるのか気になるのではないでしょうか。この記事ではオーバーホールに必要な期間やなぜ時間がかかるのかご紹介していきます。

オメガのオーバーホールに必要な期間

オメガの時計をオーバーホールに出すと必要な時間が異なります。一般的には2週間から4週間ほどが必要です。しかし、完了するまでに必要な期間は、時計の状態が良い場合と悪い場合によって異なります。時計の状態が良いなら少しの整備をするだけで良いですが、修理が必要となると部品の調達が必要になったり整備に時間がかかったりするものです。

時計が良い状態の場合

時計が良い状態に保たれている場合、1週間から4週間ほどが目安となる期間です。

例えばオーバーホールでケースやブレスレットに異常がないなら、メンテナンスをして注油することでオーバーホールは完了します。消耗品を交換し、摩耗が進みやすい部品を新しいものに取り替えるだけで済むので費用も時間もかかりません。

毎日のメンテナンスをすることでオメガの時計の良い状態を保つことにし、オーバーホールのコストを少なくしてくれます。時計に必要以上の負担をかけないようにすること、また慎重に取り扱うことも時計の状態を良くするために大切なことです。

修理が必要な場合

オメガの時計のオーバーホールで内部のムーブメントのチェックを行います。このときに時計の状態が悪いと判断されると1ヶ月以上の時間が必要となります。

例えば文字盤の再生など、時間のかかる作業が必要と判断されると2か月以上かかります。摩耗が進んでいたり損傷が激しい場合には、3か月以上かかる場合もあります。

時計の修理技術が進歩していることから、古い時計であってもオーバーホールによりかなり綺麗な状態を取り戻すことは可能です。しかしそのために多くの費用がかかったり時間がかかることは避けられません。

オメガのオーバーホールにかかる目安

オメガの時計をオーバーホールするときに必要な期間を見てみましょう。目安にはなりますが、工程ごとにどの程度の日数が必要なのか、把握できるでしょう。

見積開始

見積もりの開始にもおおよそ1週間前後見ておくと良いでしょう。すぐに見積もりをスタートすることもできますし、また郵送で時計を送る場合には到着してからすぐに時計の状態をチェックします。インターネット上で時計の状態や写真を添付して簡易的に見積もりをする場合には、3営業日ほどで見積もりが完了することもあります。

オーバーホール見積

不具合の箇所があるのかどうか分解して中身を確認します。裏蓋を開けムーブメントを確認し、部品を使用できるのか、磨耗して交換が必要な部品がないかをチェックしていきます。

部品発注

部品交換が必要になると業者に発注します。部品が確保できるのか、在庫があるのかを業者に問い合わせし、必要なものを発注していきます。この時に国内で部品があるのか、または海外から取り寄せるのか確認できるのでおおよその見積もりと必要な期間が分かります。

見積の結果連絡・作業依頼

全ての見積もりが完了すると正式な見積結果を連絡します。見積もり結果に納得するとオーバーホールの作業依頼が行われます。

オーバーホール

部品が到着次第、オーバーホールが行われます。交換が必要な部品の場合は取り外して洗浄し注意してから組み上げられます。もし部品入荷に時間がかかるものがあれば、オーバーホールの作業にも時間もかかってしまいます。

外装研磨

機械のオーバーホールが完了した後は外装の作業に移ります。洗浄するだけでなく研磨やベルトの修理などを行い、新品に近い状態へと戻します。オメガの時計が輝きを取り戻すのです。

点検

機体内部や外装の作業が終えるとケーシングを行ってから点検をします。防水点検や精度測定器で測定行い正確に時を刻むことができるか確認するのです。一般的には作業完了後から一週間程度実測値を取ります。テストが完了後、発送されます。

オーバーホールにかかる時間が変わる理由

オメガのオーバーホールに時間が変わる理由を見てみましょう。主にパーツがない場合やパーツを特注する場合に時間がかかります。

パーツがない

製造中止になったモデルには、国内にパーツがないケースもあります。スイスから部品を取り寄せて組み込む必要があるなら、部品到着までの時間がかかります。目安として3週間ほどかかることでしょう。

ビンテージモデルならパーツを特注

ビンテージモデルであればパーツがないこともあります。オメガの時計の場合には製造中止から10年間は部品がありますが、その後は在庫がなくなるとパーツがなくなってしまいます。

部品の供給が終わっても同じ形のパーツを使っている場合もありますが、万が一パーツが全くない場合には特注で部品製作してもらう必要があります。時計修理専門店などで、特注でパーツを作っている場所には部品が完成してからオーバーホールするのです。それで、オーバーホールが完了するまで時間がかかります。

定期的にオーバーホールしておこう

オーバーホールには2週間から4週間ほど時間がかかると思っておきしょう。もちろん時計の状態によっては、さらに時間がかかることもあります。時間がかかる場合には、パーツがなかったり、時計の状態が悪かったりすることで作業に時間がかかるのです。大切なのは、普段から定期的にメンテナンスすることです。普段からオーバーホールしておくと、時間や費用を抑えられます。

オメガの修理
見積り価格3社比較

スペック:オメガスピードマスター/クロノグラフ/自動巻/10年前に購入以降オーバーホールなし
修理内容:ゼンマイ・切替車・裏蓋パッキン・バンドピン・バンドピン用パイプの交換・オーバーホール

時計修理工房
なんぼや
見積金額
63,700
カナルクラブ
見積金額
46,200
スウォッチ
(オメガ正規店)
見積金額
83,600
       

※修理専門店でオメガスピードマスターのオーバーホールが2020年4月現在最安値の「カナルクラブ」、チェーンの大手「なんぼや」、オメガ正規店である「スウォッチ」の3店に見積もり依頼し、その結果を掲載しました。
※見積もり期間は2020年1月~4月です。