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シーマスター

本ページではシーマスターの特徴と、起こりがちな故障事例、オーバーホール料金の目安などについて記載していきたいと思います。

オメガの誇るダイバーズウォッチ「シーマスター」

オメガ「シーマスター」シーマスターは1948年の誕生以来、その精度と信頼性により、多くの海洋マン達をサポートしてきたダイバーズウォッチです。

スピードマスターと比べ、機能・デザインともシンプルでありながら存在感のあるモデルという位置づけになっています。

かつてはブルーの回転ベゼルが特徴でしたが、近年ではシルバーが主流となってきたようです。

もちろんダイバーズウォッチであるため、ダイビングやサーフィンなどの使用を目的に購入される方も多いことでしょう。

しかし、防水機能への過信は禁物です。おもわぬ落とし穴が待っている場合があります。

リューズの劣化や破損に要注意

スピードマスターはリューズの劣化に注意シーマスターのトラブルで一番起こりがちなのが、リューズの破損や劣化による水分の侵入です。

リューズの内部には封入パッキンが配してあり水の侵入を防いでいますが、パッキンが劣化すると浸水が起こり、リューズ内部の巻真やムーブメントに錆びを発生させてしまいます。

ちなみに真水より海水、海水より温泉水の順でダメージが酷くなります。

リューズの巻真が錆びたり折れたりした場合、リューズ交換は5,000円程度になります。

もうひとつ要注意なのが、ネジ山の摩耗によってリューズがロック出来なくなる症状です。

経年劣化や誤った操作(例えば斜めに傾けてネジ込んでしまうなど)によって、ネジ山が摩耗するのが原因です。もちろんこの状態では防水性は望むべくもありません。

ケースに付いたチューブとリューズ内部のネジ山の両方の交換が必要となり、納期も1ヶ月ほど必要になってきます。ケースチューブの交換は15,000円前後です。

ダイビングなどの用途にシーマスターを使用する場合は、この点を踏まえ、適切な点検やオーバーホールを心がけてください。

なにより、防水に特化した時計とはいえ、あくまで精密機械です。あまり過信をしすぎずに、できるだけ水気からは避けるようにすることが重要といえます。

オーバーホールの相場は2万円~3万円超まで

シーマスターのオーバーホール料金相場は、クロノグラフであるスピードマスターよりは低い傾向があります。ただしシーマスターの中でも、クロノグラフ機能をもつものは、スピードマスターと同等になると考えてください。

料金はオメガの正規店では3万円代半ば修理店では2万円~3万円弱が相場になっています。

1日に15秒以上時間がズレるようになったらオーバーホール時期と言えます。

 
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