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水に落とした

本ページでは、水没などが原因で、時計に水が浸入してしまった場合の故障の事例と修理、併せて時計の防水に関する知識などを述べていきたいと思います。

水の浸入に気がついたら

結論から先に言いましょう。大切なオメガを水の中に落とした、水が浸入しているのに気づいた、あるいは風防ガラスの内側が曇っているのを発見したら、可能な限り速やかに修理店へ修理を依頼してください。

浸入した水量にもよりますが、数日すれば錆びが発生し、さらに数日経つと錆びが錆びをよびます。

時間がたつほどに修理費用はどんどん高額になりますので、即座に対応してください。

ちなみに、水分でも真水より海水の方がよりダメージが大きくなり、さらにその上をいくのが温泉水になります。また水に落とさなくても、雨や夏場の汗が時計の内部に浸入するケースも珍しくありません。

言うまでもなく時計は精密機器です。水には弱いものと認識して注意してください。

たとえシーマスターだとしても…

シーマスターなどの防水使用モデルをお使いの方は「水には強いから大丈夫」とお思いになるかもしれません。しかし油断は禁物です。「シーマスター」のページでも述べていますが、防水機能への過信から水が浸入してしまうケースは珍しくありません。

一番起こりがちなのが、リューズの破損や劣化による水分の侵入です。

リューズの内部には封入パッキンが配してあり水の侵入を防いでいますが、パッキンが劣化すると浸水が起こり、リューズ内部の巻真やムーブメントに錆びを発生させてしまいます。

ちなみにリューズの巻真が錆びたり折れたりした場合、リューズ交換は5,000円程度になります。もちろん水没した内部の修理費用は別途必要です。

もうひとつ要注意なのが、ネジ山の摩耗によってリューズがロック出来なくっている症状に気づかず使用してしまう事。

経年劣化や誤った操作(例えば斜めに傾けてネジ込んでしまうなど)によって、ネジ山が摩耗し防水性が発揮されない状態となっている場合があるのです。

ちなみにこの場合はケースに付いたチューブとリューズ内部のネジ山の両方の交換が必要となり、納期も1ヶ月ほど必要になってきます。

ケースチューブの交換は15,000円前後です。加えて水没した内部の修理費用も別途必要です。

さらには注意すべきは、無意識あるいは知らずに水中でリューズの操作を行ってしまい、水が浸入してしまう場合です。

たとえ優れた防水機能を備えたモデルであったとしても、水中でのリューズの操作は御法度です。言わずもがなのことではありますが、ご存じない方のためにお知らせしておきます。

最後にもうひとつ、モデルや防水機能の有無にかかわらず、腕時計の使用後は乾いた布などで水分を拭き取る習慣をつけてください。水分浸入のリスクを軽減します。

 
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