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オートマチックの修理・オーバーホールについて

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オメガキャプチャ

引用元:https://www.omegawatches.jp/watch-omega-seamaster-aqua-terra-150m-co-axial-master-chronometer-38-mm-22010382013003

腕時計の機構のひとつである「オートマチック」について、歴史や特徴、よくあるトラブル、修理オーバーホールにかかる費用の相場について紹介します。

オートマチックの歴史や特徴

オートマチックとは、機械式の腕時計についてムーブメント内部のローターと呼ばれる金属部品が自然回転し、自動的にゼンマイを巻き上げる構造で、「自動巻き」とも呼ばれています。腕に装着をすることで自動的に巻き上げが始まるため、自分だけの1本として時を刻めることが魅力のひとつ。自動で作動するためオートマチックと呼ばれています。

オートマチックの歴史は古く、1780年にはパリの時計メーカー・ブレゲ(Breguet)が自動巻き時計を販売しました。その後時代は流れ、1926年にオートマチックタイプの腕時計が販売されます。1931年にはスイス・ロレックス(ROLEX)が360度回転タイプのオートマチック「パーペチュアル」を販売しています。

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オートマチックよくあるトラブル

オートマチックタイプの時計に多いトラブルは、時間の遅れやゼンマイが巻き上がらない問題が挙げられます。オートマチックは腕に着用し動きを加えることで作動が続くため、腕に着用しても動きが少なければ動きが伝わりづらく、パワーリザーブがされずに止まってしまうことがあります。

また巻き上げ不足や内部の注油不足、ほこりなどの異物混入や切替車の摩耗による時計の遅れも考えられるため、定期的にメンテナンスを行ってください。

オートマチックの修理オーバーホールの相場

機械式・オートマチックモデルの修理オーバーホールは、自動巻きだけのタイプであれば26,000円からが目安です。

アラーム機能やパワーリザーブ、トリプルカレンダー付きなど機構が複雑になるほど価格は高くなり、クロノグラフタイプは35,000円前後となります。オートマチック・クロノグラフにムーンフェイズを組み合わせたものはもっとも費用が高く、40,000円以上が目安になります。

オートマチックの修理オーバーホールの事例

オートマチックタイプのオーバーホールは、部品を分解して洗浄や交換を行います。

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一例として、約30年使用されている「オメガ シーマスター オートマチック」タイプについて、オーバーホール・バネ棒2本の交換・ケースとブレス磨きが行われました。

オートマチックタイプは、長く使い続けることで進みや遅れが生じたり、本来の時計の輝きや動作が失われたりするおそれがあります。数十年使用し続けている製品については新品のものよりもメンテナンス間隔が短くなることにも注意が必要です。期間にすると、約3年から4年に一度の点検が必要になります。

参照元:http://www.omegajapan.com/faq1.html

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