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クロノグラフの修理・オーバーホールについて

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オメガキャプチャ

引用元:https://www.omegawatches.jp/watch-omega-seamaster-aqua-terra-150m-quartz-28-mm-22010286055001

腕時計の機構として画期的、かつ人気の高いクロノグラフについて、歴史や特徴、よくあるトラブル、費用相場や修理の事例を紹介します。

クロノグラフの歴史や特徴

クロノグラフとは、時計の時間を計るストップウォッチが搭載されたモデルです。ギリシャ語の「時間」「記す」を組み合わせた言葉で、2時の位置にスタート・ストップボタンが、4時の位置にリセットボタンがついています。

クロノグラフの登場は1816年〜1822年頃といわれており、当時非常に人気が高かった機械式時計の中でもストップウォッチ機能は画期的なものとして人気を博していました。

現在ではボタンの位置やデザイン性が重視され、ファッションアイテムとして購入されるケースが多くみられます。

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クロノグラフでよくあるトラブル

クロノグラフも一般的な腕時計と同じく、細かいほこりの汚れや注油不足による摩耗の可能性があります。定期的なオーバーホールや点検修理を実施しましょう。

加えて、スタート・ストップの操作ができなくなることがあります。これはホイールを回転させるアーム部分が変形し、動作不良が起きる場合と、ストップレバーの不良が考えられます。

クロノグラフは1ヶ所に動作不良が起きたまま使い続けると、他の部品にも動作不良が連動して全体が機能しなくなるケースがみられます。早めに内部を点検し、必要に応じて交換を行ってください。

クロノグラフの修理オーバーホールの相場

クロノグラフの修理・オーバーホールにかかる費用は、ブランド・ムーブメントの種類・状態・仕様・使用されている素材によって変化します。また、ポケットウォッチやトゥールビヨンなどの特殊なモデルについては、10万円以上が料金の目安になります。

オメガのクロノグラフについては、最低価格が38,000円前後からとなり、クォーツ式のほうが機械式よりも安価です。機械式のクロノグラフは精密な部品が多くオーバーホールに時間がかかることから、クォーツ式よりも数万円料金が高くなる場合があります。

部品の料金が変化する場合もあるため、事前に修理先の店舗で料金を確認するか、見積もりをとることをおすすめします。

クロノグラフの修理オーバーホールの事例

オメガ シーマスター クロノグラフ

オメガ腕時計のクロノグラフの修理にかかる費用の一例として、継続的に使用していた腕時計の精度が低下し、時間が遅れるようになってしまったケースについて、ムーブメントの油切れや部品の劣化が原因でした。

そのため、オーバーホール・新品仕上げ・裏蓋パッキンとゼンマイの交換を実施。合計で45,100円(税込)となりました。

参照元:https://www.cien-watch.com/omega/seamaster.html

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各社とも郵送修理にも対応しているため、お住いの近くに店舗がない場合にもおすすめです。

スペック:オメガスピードマスター/クロノグラフ/自動巻/10年前に購入以降オーバーホールなし
修理内容:ゼンマイ・切替車・裏蓋パッキン・バンドピン・バンドピン用パイプの交換・オーバーホール

時計修理工房
なんぼや
見積金額
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見積金額
46,200
スウォッチ
(オメガ正規店)
見積金額
83,600
       

※修理専門店でオメガスピードマスターのオーバーホールが2020年4月現在最安値の「カナルクラブ」、チェーンの大手「なんぼや」、オメガ正規店である「スウォッチ」の3店に見積もり依頼し、その結果を掲載しました。
※見積もり期間は2020年1月~4月です。