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オメガのオーバーホールは自分でできる?

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オメガのムーブメントの設計図や分解作業の手順についてはインターネットで探すことができます。しかし自身で本格的なオーバーホール作業を行うとなると、腕時計の分解や組み立てに特化した道具や工具、精密機械の取り扱いテクニックが必要になるため、多少機械に強い人であってもオーバーホールを行うのは難しいと言えるでしょう。

こちらではオーバーホールに必要な道具の用途、自分でできるセルフケアなどについてまとめています。

オーバーホールに必要な道具

時計の修理やメンテナンスに必要な主な工具と道具について紹介していきます。

精密ドライバー

ムーブメントのネジの取り付けや取り外し、電池交換などさまざまなシーンで活躍するのが精密ドライバーです。ドライバーとネジのサイズが合わないとネジ穴をつぶすリスクがあるため、サイズの異なるドライバーを数本用意することになります。

ピンセット

ムーブメント内の部品はとても小さく繊細なため、指先でつまむことは困難。小さなネジをピンセットで摘まんだり、部品の取り外しと取り付けなどメインで使用する工具です。用途によって先端の細さを使い分けます。

ハンマー

ピンでベルトを留めている腕時計に使う工具です。このハンマーはピンを打ち込むときに使い、ベルトを傷つけないよう配慮するものです。

バネ棒外し

腕時計の本体とベルトは、バネ棒という部品を使っています。修理やメンテのためにバネ棒を取り外したり、取り付ける際にバネ棒外しが必要になります。

Cリング抜き

金属製のベルトを取り外すための工具です。複数のブロックでつなぎ合っているピンを抜くためにCリング抜きを使います。

こじ開け

こじ開けは、はめ込み式になっている腕時計の裏蓋を外すときに使います。ナイフなどで代用することもできますが、はめ込み式の裏蓋は固いため専用の工具を使うほうが傷つけるリスクを減らせます。

裏蓋プレス機

裏蓋閉め器は、はめ込み式腕時計の裏蓋を取り付けるときに使う工具です。指先で裏蓋をはめることは難しく、他の器具等では本体に傷が付いたり割れてしまう可能性があります。

キズミ

腕時計修理用の拡大鏡です。腕時計の部品はとても小さいため、分解や修理や精密部品検査などの作業に必要です。キズミは目の周りのくぼみに挟むので両手がフリーになるのが大きなメリット。

オーバーホールは高い技術を要する

修理やメンテナンスに必要な工具と道具を挙げてきました。精密ドライバーやハンマーなどは手元の道具で代用できそうですが、バネ棒外しや裏蓋プレス機などは腕時計修理専用の工具になるので新たに揃える必要があります。

ただし、これらの工具や道具を揃えたとしても、キズミ(ルーペ)で見ながらパーツの分解と組み立ては緻密で大変難しく、精密機械の取り扱いに慣れていないと大事な腕時計を傷つけたり部品を壊して二度と動かなくなる可能性も。

修理やオーバーホールは長年の鍛錬と経験の末に対応できるものです。大きなリスクを冒すより、プロに依頼することをおすすめします。

オーバーホールを自分で行うリスク

部品の損失

腕時計のムーブメント内の部品は米粒より小さく、髪の毛より細いバネなど大変小さく繊細です。そのため傷つきやすい性質があり、紛失する可能性もあります。

機構を傷つける

精密機器である腕時計の修理やオーバーホールを行う際は、熟練の時計技術士であっても細心の注意を払って作業を行います。組み立ての時に少しのずれがあっても機構を傷つけ、時計が作動しなくなる恐れがあるからです。このような作業に慣れていない素人が行うオーバーホールは、大きなリスクが伴うことを理解しなければいけません。

保証を受けられなくなる

時計店や腕時計修理専門店で修理やオーバーホールを依頼した場合、一般的に6カ月から1年間の保証が付いています。保証期間内に修理を依頼した同箇所に不具合が起きたら無償で直してもらうことができますが、自分でいじった場合はこのような保証は受けられません。

自分でできるセルフケア

自分で腕時計内部のムーブメントにタッチすることは難しいと述べてきましたが、下記のようなセルフケアを行うことで大切な腕時計を長持ちさせることができます。

これらの作業は腕時計を美しく保つだけでなく、ガラスや金属部分の劣化を抑えることにつながります。日々の簡単なケアとしては、使った後に柔らかい布で全体を優しく拭くこと。そして時々は豚毛や馬毛のしなやかなブラシで隙間に入り込んだ細かい汚れを取り除きましょう。

オーバーホールは専門業者に依頼

自分の腕時計を治したい、メンテナンスをしたい!という気持ちが強い人もいるかとは思いますが、精密で繊細な機器だけに自分でオーバーホールをするのは大きなリスクを伴います。愛用の時計を末永く使えるよう、信頼できる専門業者にオーバーホールを依頼しましょう。

オメガの修理
見積り価格3社比較

オメガ修理を安価で対応してくれる3社をピックアップ。
各社とも郵送修理にも対応しているため、お住いの近くに店舗がない場合にもおすすめです。

スペック:オメガスピードマスター/クロノグラフ/自動巻/10年前に購入以降オーバーホールなし
修理内容:ゼンマイ・切替車・裏蓋パッキン・バンドピン・バンドピン用パイプの交換・オーバーホール

時計修理工房
なんぼや
見積金額
63,700
カナルクラブ
見積金額
46,200
スウォッチ
(オメガ正規店)
見積金額
83,600
       

※修理専門店でオメガスピードマスターのオーバーホールが2020年4月現在最安値の「カナルクラブ」、チェーンの大手「なんぼや」、オメガ正規店である「スウォッチ」の3店に見積もり依頼し、その結果を掲載しました。
※見積もり期間は2020年1月~4月です。