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本ページでは、ベルトやブレスレットの傷付き、ガラスのひび、文字盤の汚れなど、オメガの外観に関する故障や修理事例について紹介していきます。
誤って落下させてしまったり、腕に装着している状態で何かにぶつけてしまい、ガラスやプラスチック風防が割れたりヒビが入るということは、時計に関するトラブルとして起こりがちです。
基本的にはメーカー純正ガラスを取り寄せて交換になります。純正ガラスはメーカーまたはモデルによってかなり価格差があるので確認は忘れずに。
また、モデルが製造中止になっている場合は、特別オーダーで対応できる場合もあります。
例えばミネラルガラスなら10,000円から、サファイアガラスなら20,000円から、プラスチック風防なら 12,000円位から依頼することができます。
これらのガラス代プラス交換工賃は5,000円位からという感じです。
経年変化や水分の混入などにより、変色や塗料の剥離、ヒビ割れなどが起こります。
一番確実なのはメーカー純正の文字盤との交換です。こちらもガラス同様、メーカーやモデルによって価格差があるので要確認です。
製造中止などの場合、技術のある修理店なら文字盤プリントで対応してくれ、料金は10,000円位から。無論メーカーやモデル、材質、装飾の有無などによって変わってきます。
まずオールドタイプのオメガに使用されている革ベルトは、幅や材質、色などでオーダーできます。
通常のカーフ(牛)革で 15,000円位から、ワニ革で17,000円位からとなっています。
また、製造中止などの場合でも、技術のある修理店ならロー付けやレーザー溶接などで修理対応してもらえます。
ロー付けは6,000円位から、レーザー溶接は18,000円位からとなっています。
オメガは他のブランドに比べるとブレスレットが弱いという傾向があります。特にコンステレーションはピンが抜けやすいとの報告もあります。
一方、ブレスレット全体の交換は部品だけで、50,000~60,000円となる場合がほとんどです。
そこでおすすめしたいのが、ピンやコマ単位での対応をしてくれる修理店です。単純にピンやパイプが抜けた場合などでは部品代2,000円程度で対応してもらえます。
なお、ブレスレットは腕にぴったりの長さで設定するとピンやパイプなどに負担がかかりトラブルの原因となるため1コマ余分に付ける位がよいとのこと。
さらにケースやブレスレットについた傷は、ポリッシュという磨きの技術で対応してもらえます。
革ベルトでケースのみの場合で10,000円位から、金属ブレスレット付きの場合で15,000円位からとなっています。
メッキやチタン、デザイン上制約のあるものなどを除けば、対応できるそうです。
当サイトでは、オメガの修理専門店・チェーン・オメガ正規店に修理見積もり依頼を出した結果を掲載しているので、安くて信頼できる行きつけショップを見つけたい人は、ぜひ活用してください。
オメガ修理を安価で対応してくれる3社をピックアップ。
各社とも郵送修理にも対応しているため、お住いの近くに店舗がない場合にもおすすめです。
スペック:オメガスピードマスター/クロノグラフ/自動巻/10年前に購入以降オーバーホールなし
修理内容:ゼンマイ・切替車・裏蓋パッキン・バンドピン・バンドピン用パイプの交換・オーバーホール
※修理専門店でオメガスピードマスターのオーバーホールが2020年4月現在最安値の「カナルクラブ」、チェーンの大手「なんぼや」、オメガ正規店である「スウォッチ」の3店に見積もり依頼し、その結果を掲載しました。
※見積もり期間は2020年1月~4月です。