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しばらくオーバーホールに出していない

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一般的に、オーバーホールの時期は3年から5年おきに実施するとよいといわれます。では、何十年とオーバーホールをしていないと、どうなるのでしょうか。長期間オーバーホールをしていないオメガの故障に関する情報を紹介していきます。

パーツが摩耗して
正常に動かなくなる

オメガの時計内には、100以上のパーツが詰まっています。長い間使い続けていると、パーツが摩耗したり劣化したりして、時計が正常に動かなくなります。

油切れにも注意

パーツだけでなく、油(潤滑油)も大切な要素です。油が切れると金属の摩耗やサビの原因につながりますし、それによって時間の誤差が生じたり、まったく動かなくなったりすることもあります。長年オーバーホールをせずにノーメンテナンスで使い続けると、時計に大きな負担をかけ、寿命を縮めるリスクが高くなるのです。

オーバーホールの目安
時期は使用環境にもよる

一般的にオーバーホールの目安の時期は、機械式時計だと3~5年、クォーツ式なら4年とされています。ただし、使用環境によってはこれより前倒ししてオーバーホールを依頼したほうがよいこともあります。

防水性の高さをうたっていたとしても確認を

たとえば毎日つけている場合、外気温の寒暖差によって時計内部の水蒸気が水滴となり、サビや誤作動の一因につながることがあります。雨にぬれたり、時計をしたまま顔を洗ったり、川や海を泳いだりした場合も同じ。防水性の高さをうたっているシーマスターでも、長期間使い続けることでゴムパッキンが劣化し、機能が低下していることもあるのです。

過酷な環境で使い続けている場合、最低でも3年に1度はオーバーホールを実施したほうがよいといえます。

使用頻度が低くても
オーバーホールは必要

逆に、購入後まったく使わなかったケースではどうでしょうか。その場合も、オーバーホールは必要です。たとえ身につけていなくても、油の劣化は生じますし、それによって時計内部のパーツが摩耗します。長くしまったままの時計を使う際には、一度時計修理店でオーバーホールを依頼されることをおすすめします。

長期間使わない場合は電池を外す

また、クォーツ式は電池が液漏れを起こすこともあります。その液が、時計内部に影響を与えることがありますので、長期間使わないときは電池を外しておきましょう。

オメガのオーバーホール相場

調べた限りの最安価格は13,000円(シーマスター)です。

当サイトでは、オメガのオーバーホール価格のみを調査した結果や、修理専門店・チェーン・オメガ正規店に修理見積もり依頼を出した結果を掲載しているので、安くて信頼できる行きつけショップを見つけたい人は、ぜひ活用してください。

オメガ修理・オーバーホールの価格を
時計修理専門店3社で比較

オメガの修理
見積り価格3社比較

オメガ修理を安価で対応してくれる3社をピックアップ。
各社とも郵送修理にも対応しているため、お住いの近くに店舗がない場合にもおすすめです。

スペック:オメガスピードマスター/クロノグラフ/自動巻/10年前に購入以降オーバーホールなし
修理内容:ゼンマイ・切替車・裏蓋パッキン・バンドピン・バンドピン用パイプの交換・オーバーホール

時計修理工房
なんぼや
見積金額
63,700
カナルクラブ
見積金額
46,200
スウォッチ
(オメガ正規店)
見積金額
83,600
       

※修理専門店でオメガスピードマスターのオーバーホールが2020年4月現在最安値の「カナルクラブ」、チェーンの大手「なんぼや」、オメガ正規店である「スウォッチ」の3店に見積もり依頼し、その結果を掲載しました。
※見積もり期間は2020年1月~4月です。