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自分でもできる方法とは?

オメガの日常でできるメンテナンス!
自分でもできる方法とは?

腕時計は繊細な構造していますので手入れが非常に大切です。自分でメンテナンスをするだけでも綺麗な状態や内部のムーブメントを守ることができます。大切な時計だからこそ毎日着けていきたいと思いますが、自分でもメンテナンスして良い状態を保ちたいものです。ここではオメガの時計のメンテナンスについてご紹介します。

オメガの時計のメンテナンス

高級な時計を購入すると故障するリスクがないか心配になり、身につけるのをためらう人もいます。しかし、腕時計は日常的に使うためのものですので、積極的に使いたいものです。もし自分で手入れをしながら使うならば、故障などの不安を避けることにつながります。

以上の点を心がけることが大切です。

美しさを保つ

時計の手入れをする際には、美しさを保つことを重視したいもの。時計が綺麗であるなら気分も向上します。外装を綺麗に磨きあげることで、いつも時計に触れていきたいと思えるからです。

また時計の異常に気が付きやすくなります。基本的なこととして、美しさを保つことを意識しましょう。

磨きに徹する

機械式時計は熟練の技術者が組み上げています。内部を修理するためには高度な知識が必要です。安全に修理するための技術がないと精密な機械を直すことはできません。

しかし外装であれば技術や知識がなくても綺麗にできます。多少失敗したとしても大きな傷、修復不可能なほどのダメージを与えるまでにはなりません。磨きに徹することは日頃から行えるメンテナンスと言えるでしょう。

内部は手を出さない

専門知識を持っていない素人が時計を修理するために、裏蓋を開けることは故障の原因となります。内部を開けるだけでも埃が入ってしまい、正しく機能しない可能性が高くなるのです。

またメーカー保証の対象外になることも注意してください。自分でメンテナンスしたくなった場合でも、内部には手を出さないことが鉄則です。

自分できる日ごろのメンテナンス

自分で行えるお手入れの方法は以下の3つです。

上記を行うことで、外装の綺麗さを保つだけでなく故障を防ぐことにもつながります。

汗や水分を拭く

毎日時計を着用した後には、どうしても汗や水分がついてしまうので柔らかい布で拭きます。メガネ拭きのように傷つけないような素材を使いオメガを優しく拭きましょう。

特に夏場で汗をかきやすい季節や水回りで作業した後にはよく注意し、水分をしっかりと拭き取ります。汗や水分などの汚れがついたままでいると、パッキンの劣化が早まったりサビが発生してしまう可能性があったりします。

日常の定期的なメンテナンスを心がけるだけで時計の状態に大きな影響を与えますので日頃から汗や水分を定期的に拭くようにしましょう。

クロスで傷をきれいに

ケースについてしまった小傷ならクロスで綺麗に取ることができます。ホームセンターなどにステンレス磨きクロスがあり、小さな傷であれば綺麗に磨き上げることができます。

拭き上げるときには力を入れすぎないようにして、一定方向に磨いていくことがポイントです。大きな動きではなく小さな動きで磨いていくことも心がけましょう。

最後に柔らかい布で拭きとると良いでしょう。これだけでも小さな傷を取ることができ綺麗な状態を維持できます。もちろんコンパウンドで磨くことも同じ効果になりますが、使い慣れていないと綺麗な状態に磨くのが難しいのであまりおすすめめしません。簡単に扱えるクロスを使って磨いていきましょう。

ケースやブレスの汚れを取る

ケースやブレスの細かいところに汚れがたまってしまいます。肌に直接触れる部分ですので気づかないうちに汚れがついてしまうのです。そこで定期的にケースやの汚れを取っておくと、くすんだ汚れがついてしまうのを避けられます。

メンテナンスするポイント

続いてメンテナンスする際のポイントをご紹介しましょう。基本的には汚れを落とすことに徹しますので、様々な道具を使って汚れを落とします。

またクロスや革などを使って磨くことも大切です。ここで取り上げるポイントを参考にすると外装を綺麗な状態に保てるでしょう。

大型ブラシで優しく磨く

日常的に時計のメンテナンスを習慣化させるなら、大型ブラシを用意することがポイントです。豚毛や馬毛のブラシはしなやかな毛で隙間にも入りやすく、細かな汚れを取り除くのに適しています。

大きな汚れがつかないためにも定期的に磨くことが大切ですので、時計に優しいブラシを入手し磨いておきましょう。インターネットでも数百円から数千円で入手できますので、大切な時計のために手に入れておくことをおすすめします。

歯ブラシを使って汚れを落とす

意外な道具ですが歯ブラシを使って汚れを落とすのも効果的です。メタルブレスの部分には細かな凹凸や隙間があるので汗とともにくすんだ汚れがこびりついてしまいます。

そこで歯ブラシを使って細かな部分も汚れを外で出していきます。歯ブラシも柔らかいものにしておくと金属を傷つけることもありません。定期的にメンテナンスするのに歯ブラシを1本用意しておきましょう。専用の毛ブラシと併用すると、細かな汚れからこびりつきがちな汚れまで落とすことができます。

くすんだ汚れはクリーナーで

汗の汚れがどうしてもくすんだような汚れになってしまうならクリーナーを使うことがおすすめです。例えば汗をよくかく人であれば日頃から拭き取っていたとしてもなかなか完全に拭き取ることはできません。

そこで金属用クリーニング剤を使ってみると油脂の汚れを落とすことができます。スプレー状になっているものが多いので、汚れが目立つ部分に吹きかけてから布で拭き取ります。

クリーナーはゴムにはあまり良くありませんので、パッキン部分に直接吹きかけないように気をつけましょう。裏蓋やケース部分には布に吹きかけてから拭き上げます。

細かな汚れはつまようじを使う

ブラシで落とすことができない汚れは爪楊枝を使うのも効果的です。爪楊枝の素材であればブラシの毛よりも固く、かつ金属を傷つけるほどでの硬さはありません。もちろん力を入れすぎるのはおすすめできませんので、汚れがある部分を傷つけないように汚れを掻き出しましょう。

例えばバックル部分やブレスの接合部など歯ブラシでは落としきれない汚れがありますが、爪楊枝の先で落とすと信じられないほど綺麗になります。

セーム革で拭く

日常のメンテナンスとして、時計を吹き上げるのにセーム革を使うのをおすすめします。例えばマイクロファイバーのクロスなどを使うこともできますが、セーム革ならさらにきめ細かい表面です。時計の表面を傷つけることなく、静電気も起きないのでおすすめです。これも力を入れすぎずに拭き上げるようにしましょう。

レザーストラップなら水分は厳禁

もし金属以外のレザーストラップを使っている腕時計なら、水分はつけないようにしましょう。基本的拭き上げるだけで普段のメンテナンスは十分です。水分が浸透してしまうと傷んでしまうことにつながります。乾燥しすぎていると感じるならレザー用のオイルを使って拭き上げましょう。

機械式時計は正しく保管

機械式時計であるなら正しく保管することは大切です。一旦止まってしまうとそれを稼働させるのに負担がかかってしまいます。

どうしても長期間使うことがないとわかっているのであればワインディングマシーンに置いておくと稼働させたまま保管することができます。大切な時計の状態を保つためにも動かし続けることが大切です。使わないなら止めておくのが良いと思いがちですが、機械式時計なら動かし続けることが一番良い保管状態です。

傷消しサビ落としはプロに

大きな傷がついてしまうと自分で何とかしたいと思うかもしれませんが、その場合でも修理に出すことをおすすめします。傷を消すためには研磨することが大切です。

研磨とは簡単に言えば削っていくことなので注意して作業しないと傷を大きくしてしまうことにもなりかねません。ステンレスやガラスは研磨するのが難しいので技術がないならばおすすめできません。それで素人であるなら傷消しを自分でしようとせずプロに任せておきましょう。

傷だけでなくダイバーズウォッチであればステンレスにサビが発生することもあります。サビが発生した部分だけサビ落としをすることも可能ですが、サビの部分以外まで傷が入ってしまうことが懸念点です。傷をつけないためにもサビ落としもプロに任せる方が良いでしょう。

オーバーホールするタイミング

オメガの時計も定期的にメンテマンスすることで良い状態を保てます。機械式であってもクオーツ式であったとしてもオーバーホールして、内部の状態も確認することがおすすめです。分解整備をし中の部品の確認をし注油することで、正確に時を刻むことができます。

オメガの機械式時計の場合には、独自機構が採用されていることから一般的な機械式時計よりもオーバーホールの頻度が長くなっています。一般的には3年から5年に1回が機械式時計のオーバーホールの頻度です。

もちろん、オメガの時計ならさらに頻度を遅らせることが可能ですが、内部の状態を外から確認することはできませんので早めにメンテナンスするとよいでしょう。時計の状態は、着用頻度や環境によって大きく変わるからです。もし少し時間がずれると感じるならばオーバーホールすることをおすすめします。

本格的なメンテナンスは専門店に

自分でできるメンテナンスもたくさんあります。しかし、機械式時計やクォーツ式時計に関係なく、オーバーホールは定期的に必要となります。機械式時計のムーブメントの調子を保ったり、正確に時を刻むために必要なメンテナンスです。メーカーや専門店へ依頼する時計の外装の磨きが加えられたりしますので、本来の輝きを取り戻すこともできます。

長く良い状態を保つためにはやはり定期的なメンテナンスが欠かせません。それでメーカーや専門店への依頼することを検討してみるのおすすめします。このサイトでは専門店でのオーバーホールの依頼するときに参考にできるように、様々な修理専門店を比較していますのでぜひご覧になってください。

オメガの修理
見積り価格3社比較

スペック:オメガスピードマスター/クロノグラフ/自動巻/10年前に購入以降オーバーホールなし
修理内容:ゼンマイ・切替車・裏蓋パッキン・バンドピン・バンドピン用パイプの交換・オーバーホール

時計修理工房
なんぼや
見積金額
63,700
カナルクラブ
見積金額
46,200
スウォッチ
(オメガ正規店)
見積金額
83,600
       

※修理専門店でオメガスピードマスターのオーバーホールが2020年4月現在最安値の「カナルクラブ」、チェーンの大手「なんぼや」、オメガ正規店である「スウォッチ」の3店に見積もり依頼し、その結果を掲載しました。
※見積もり期間は2020年1月~4月です。