安くて正確で親切。そんなオメガの修理店を見つけるために、時計修理店を徹底比較しました。
公開日: |更新日:
皆知りたいのは見積もり価格!修理専門店でオメガスピードマスターのオーバーホールが2020年4月現在最安値の「カナルクラブ」、チェーンの大手「なんぼや」、オメガ正規店である「スウォッチ」の3店に見積もり依頼し、その結果を掲載しました。
社名 | 見積金額 |
---|---|
カナルクラブ |
46,200円 |
なんぼや |
63,700円 |
スウォッチ |
83,600円 |
※見積もり期間は2020年1月~4月の間です。
見積もりした時計はこちら
スペック:クロノグラフ/自動巻/10年前に購入以降オーバーホールなし
修理内容:ゼンマイ・切替車・裏蓋パッキン・バンドピン・バンドピン用パイプの交換・オーバーホール
老舗の修理店であるカナルクラブ。オーバーホールの料金が安く、部品の仕入れも長年培った様々なルートを駆使しているため、安価でオメガの修理をお願いすることが可能。
ホームページの価格が安かったので、突然アポなしで訪問しましたが、対応も親切で、見積もりしながらも、オメガの扱い方、こうしたら修理が減るなどのポイントを話してくれて、非常に有益。
なんで安いのか聞いてみたところ、オメガは持ち込まれる本数も多いので、サービス価格なのだそう。
東京・御徒町で1970年に創業し、以来50年にわたり、時計修理の専門家として、時計宝飾販売店や高級中古時計販売店などの、専門店からの修理依頼を数多く受注。
50年の歴史で培ってきた「技術」「経験」「情報」「部品入手ルート」を生かし、高級時計修理店として信頼を得ています。
オメガ・スピードマスターのオーバーホールをお願いしました。今回は2度目でして数年前の前回と同様に丁寧な対応でした。分解後に一度連絡があり、交換部品(かかる費用)の説明をしていただき、そこで交換を「やる」「やらない」の意思を求められますので安心してお任せできます。受け取り時にも知らなかったことをいろいろ教えていただき大変勉強になりました。永く使いたいモノなので多少の出費は仕方ないと自分に言い聞かせてますが、やはりそこそこの出費です。。。だからこそ信頼のできるとこへお願いしたいですよね。
モデル名 |
価格 |
仕様 |
---|---|---|
スピードマスター |
24,000円~ |
オートマチッククロノグラフ |
シーマスター |
13,000円~ |
クォーツ |
デ・ヴィル |
16,000円~ |
オートマチック |
カナルクラブでのオメガスピードマスターの見積り価格は46,200円。
他社と比べても安い価格でオーバーホールを依頼できます。
そのほか、オメガの各モデルのオーバーホール基本料金は上記のとおり。
スピードマスターが24,000円~
シーマスターが13,000円~
デ・ヴィルのほか、ダイナミックなどその他のモデルに関しては、16,000円~と、相場から見てもリーズナブルな料金設定となっています。
引用元:カナルクラブ URL:https://watch.ne.jp/pricelist/omega/
修理費 | 26,000円 |
---|---|
修理内容 | オーバーホール、部品交換(パッキン) |
オメガ スピードマスター・プロフェッショナル145.0022(手巻き)の定期メンテナンスです。
ユーザー様が大切に使用されていたようで、コンディション自体は極めて良好。
内部の歯車等の状態に問題はなく、外装もいたって綺麗。オーバーホールと消耗品のパッキンのみ交換を実施。
2項目の費用合計は24,000円(基本オーバーホール)+2,000円(パッキン交換)=26,000円。
2022.04.25
カナルクラブのゴールデンウィーク中の営業日のお知らせです
4/29(金) 、5/3(火) 〜 5/5(木) 休業日
期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、休業期間後 5月6日(金)より順次対応させていただきます。
2021.11.24
誠に勝手ながら、弊社は以下のとおり冬季休業とさせていただきます。
期間中はご不便ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2021年12月29日(水)~2022年1月3日(月)
2021.04.20
ゴールデンウィーク期間は下記の通り営業いたします。皆様のご来店をお待ちしております。
/5/1 (土) 9:30−15:00
5/2 (日) 10:00−15:00
5/3 (月) – 5/5 (水) 休業
郵送修理 | 可(無料梱包キット付き) |
---|---|
保証 | 1年間保証 |
所在地 | 〒110-0005 東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F |
アクセス | JR山手線 御徒町駅 南口 徒歩1分 都営大江戸線 上野御徒町駅 A6出口 徒歩1分 東京メトロ日比谷線 仲御徒町駅 4番出口 徒歩1分 東京メトロ銀座線 上野広小路駅 A1出口 徒歩4分 東京メトロ千代田線 湯島駅 4番出口 徒歩7分 |
営業時間 | 平日/9:00~18:00、土/9:30~15:00、日/10:00〜15:00 |
定休日 | 祝日(日曜は不定休) |
電話番号 | 0120-554-506/03-3831-2383 |
サイトURL | https://watch.ne.jp/ |
2020年4月現在、全国に70店舗を展開するブランド買取店で、時計修理も積極的に引き受けています。買取店ならではのラグジュアリーな雰囲気があり、足を運びやすい場所にあるのも◎。支払いは代金引換か銀行振り込みのみです。
買取店ということもあり、店内は非常にキレイで個室対応。買取メインなので、時計の知識はそれほどない店員さんが多く、修理の部門に送っての対応となります。見積もりまでは約1ヶ月。そこから修理に2~3ヶ月かかります。
多様な時計を扱う時計修理工房なんぼやには、時計技師の最高峰といわれるWOSTEP認定や1級時計修理技能士などの有資格者が在籍しています。1,000万円以上もする高級時計の修理・オーバーホール経験者もいるなど、ベテラン時計技師たちが大切な時計を扱ってくれます。
キレイな店内で担当の石川さんのサービスも素敵でした!ありがとうございます!
モデル名 |
価格 |
仕様 |
---|---|---|
スピードマスター |
記載なし |
記載なし |
シーマスター |
記載なし |
記載なし |
デ・ヴィル |
記載なし |
記載なし |
時計修理工房なんぼやの公式サイトでは、オメガの各モデル別のオーバーホール料金情報は見つかりませんでした。しかし、クォーツ(2針・3針モデル)は21,000円、クォーツ(クロノグラフ)が31,000円、機械式時計(2針・3針モデル)が29,000円、機械式時計(クロノグラフ)が39,000円と、仕様別の料金情報の記載はありましたので参考にしてみてください。
上記は基本料金であり、モデルや部品代などで別途料金がかかる場合があるので、詳しい料金情報は問い合わせてみるといいでしょう。
修理費 | 39,000円 |
---|---|
修理内容 | オーバーホール、精度調整 |
スピードマスター デイト 3511.50の定期メンテナンス。内部機構にオイルの劣化や固着が見られ、オーバーホールを実施しました。さらに、磁気帯び(磁化)によって精度がプラス気味になっていたため、磁気を除去し精度調整も行いました。
修理項目としてはオーバーホールのみ。費用合計は39,000円となりました。
公式サイトに情報はありませんでした
公式サイトに情報はありませんでした
郵送修理 | 可(無料梱包キット付き) |
---|---|
保証 | 1年間保証 |
所在地 | 〒101-0044 東京都千代田区鍛治町2-7-4 ヨウコービル1F(神田駅東口店) |
アクセス | JR各線 神田駅 東口 徒歩1分 東京メトロ銀座線 神田駅 3番出口 徒歩2分 |
営業時間 | 11:00~19:00(神田駅東口店) |
定休日 | なし |
電話番号 | 0120-267-207 |
サイトURL | https://nanboya.com/watch-repair/ |
正規店の場合、購入時の状態に極力戻そうと対応するため、修理しなくてもいいと持ち主が考えている部分にも手をつけ、余計なお金がかかることも。その分保証は長く、部品が欠品することもないなど、安心する点も多数。
銀座の本店に持ち込みをしました。さすが銀座で高級感があるのですが、若干待ち時間が長い…。そして見積もりがでるまでも1ヶ月半かかるという。対応は文句なしで丁寧なのですが、やはりスウォッチグループの時計修理が全部集まってくるだけに、時間がかかりますね!
スウォッチグループは、世界最大級の時計メーカー・スウォッチの子会社として、時計や宝飾品の販売、時計修理などを扱う会社です。時計修理はスイスの伝統技術と常に新しい技術を融合した、正規店らしいアフターサービスを提供してくれます。
保証期間が2年と、修理店の相場である半年~1年より長いのもポイント。
時計を返送してから、2日で、時計受領のお知らせがメールで来たのもポイント高いです。大切な時計を郵送するって、やっぱり少し不安はありましたから。
モデル名 |
価格 |
仕様 |
---|---|---|
スピードマスター |
記載なし |
記載なし |
シーマスター |
記載なし |
記載なし |
デ・ヴィル |
記載なし |
記載なし |
スウォッチ(オメガ正規店)の公式サイトでは、オメガの各モデル別のオーバーホール料金情報は見つかりませんでした。正規店ということもあり、オーバーホール料金は比較的高い傾向。スティール・チタン・セラミック等の非貴金属素材は、メカニカル(クロノグラフ)が85,800円、貴金属素材は、メカニカル(クロノグラフ)が108,900円という料金設定。時計修理店と比べると高い費用がかかるため、安く抑えたいという方は要検討です。
公式サイトに情報はありませんでした
公式サイトに情報はありませんでした
2022.3.11
オメガ:サービス価格改定のお知らせ
日頃より、カスタマーサービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
昨今の為替レートの状況を鑑み、サービスの価格を変更いたします。
対象ブランド : オメガ
改定適用日 : 2022年4月1日弊社受付分より
郵送修理 | 可(無料梱包キット付き) |
---|---|
保証 | 2年間保証 |
所在地 | 〒104-8188 東京都中央区銀座7-9-18ニコラス・G・ハイエック センター 5F |
アクセス | 銀座線・丸の内線 銀座駅徒歩5分、大江戸線 築地市場駅徒歩10分 |
営業時間 | 平日・土曜日/11:00~20:00、日・祝/11:00~19:00 電話受付:平日/9:30-18:00 |
定休日 | 不定休 |
電話番号 | 03-6254-7200(代表) |
サイトURL | http://www.swatchgroup.jp/ |
今回、オーバーホールの見積もり依頼をした3社のなかで、最も安かったのが「カナルクラブ」
オメガスピードマスターのクロノグラフタイプが46,200円という見積もり結果となりました。
また、スピードマスター以外にも、シーマスターやデ・ヴィルといった、オメガの代表モデルにももちろん対応しており、それぞれの修理の基本料金は相場より比較的安い料金設定となっています。
オメガのオーバーホールは、修理専門店のほかにも正規店に依頼するという方法も選択肢もありますが、費用が高く付いたり、納期が長いといった懸念点があります。
なるべく早く、かつ安く修理を依頼したいという方は、修理専門店での依頼を検討することをおすすめします。
カナルクラブは、その修理費用の安さや対応の早さといった部分で高い評価を獲得している修理店です。
また、修理完了日より1年間有効の保証や、オーバーホールをした時計の磁気抜きが永年無料で受けられるという、アフターサービスの充実も同店の魅力の一つとなっています。
カナルクラブの修理技術を支えているのは、豊富な実績と確かな技術を持つ熟練の職人たち。1970年の創業以来、長年培ってきた経験と情報、部品入手ルートを最大限に活かし、お客さんの大切な時計の修理に向き合ってきました。50年以上の歴史に裏付けられた技術力の高さ、良心的な値段、顧客からの満足度も高いカナルクラブ。オメガのオーバーホールを依頼する際は、ぜひ検討したい修理店です。
1.料金
オメガの修理には、大きく分けて2種類の依頼先があります。1つは、正規店への依頼。もう1つは、修理店への依頼です。この2つの大きな違いは料金です。もちろん正規店に依頼するほうが料金は高く、修理店は安く依頼できる特徴があります。
オメガの修理を依頼する場合、正規店だけ利用していると修理費用がかさんでしまいます。正規リテイラーや百貨店に依頼すると、中間マージンが発生するため、修理代金も高くなるのです。正規店にしかない安心感もありますが、定期的なメンテナンスが必要だと考えると時計修理店に依頼するのも視野に入れるとよいでしょう。
ただし、修理費用が相場より極端に安い場合は注意が必要です。オメガだとパーツが高いうえに、技術者のスキルも重要になります。料金だけではなく、技術力や保証、修理実績なども注視して業者を選びましょう。
2.納期
メーカーの場合、納期は最低1ヶ月ないし2ヶ月かかることも珍しくありません。のんびり待てない方は、スピーディーに対応してくれる修理専門業者に依頼したほうがよいでしょう。中には修理に特化しており、納期が1ヶ月かからない業者もあります。
もちろん、早ければそれでよいというわけではありません。修理やオーバーホールは時計を分解、戻さなければならず、技術力も必要になります。納期が早くても、すぐにまた不具合が起きたのでは意味がありません。その点も含めて、納期は1ヶ月前後を設定している業者を選んだほうが無難でしょう。
3.保証
修理して不具合が生じ、また修理してお金がかかるというのは納得できないものです。修理業者に依頼するときは、修理完了後の保証内容もチェックしてみてください。1年程度の保証が付いているなら安心できるでしょう。
保証期間は業者で異なり、3ヶ月程度しか設けていないところもあります。保証は長ければ長いほどよいと考え、1年を目安に選んでください。
4.技術力
オメガのような高級時計の修理を依頼するなら、国家資格の時計修理技能士が在籍している業者かどうかも重視しましょう。修理やオーバーホールは、分解して元に戻さなければなりません。オメガのムーブメントは100以上、クロノグラフだと約200にもなります。
知識と技術力が必要なため、時計修理業者選びでは、時計修理技能士が在籍しているほうが安心できるでしょう。とくに1級の時計技能士は上級のスキルを持っています。
5.修理実績
修理実績が豊富かどうかも修理業者選びの目安です。オメガの修理実績が少ないところより多いほうが信頼できるのではないでしょうか。豊富な実績があれば「知識」「経験」の積み重ねがあり、作業にも慣れているためリスクも少ないと考えられます。
知識と経験が豊富な技術者なら、アンティークレベルのオメガでも、メーカーにもないパーツを旋盤で削って作ることも可能です。
6.純正部品を使用しているか
純正部品を使用しているかどうかも修理業者選びのポイントです。安すぎる料金設定を掲げている場合、純正品以外のパーツを使っているケースがあります。
自分だけ使うならよいのですが、子供や孫に引き継ぎたい・投資を兼ねているなどの場合、純正品以外のパーツを使用していることが将来、価値に影響が出てくるかもしれません。純正品を用意できるかどうかも、時計修理業者選びの目安にしておくとよいでしょう。
オメガの修理を依頼できるお店は東京(一部神奈川)に数多くあります。
行きつけの修理店を決めておくと、扱い方や壊れるところのクセなどについてアドバイスがもらえますよ。
時計修理専門店として半世紀の歴史を誇る老舗の名店。顧客のニーズにあわせて、リーズナブルな価格でオメガの修理に対応してくれます。
ブランド品の買取チェーン店が運営する時計修理工房。オーバーホール実績は、年間16,000本以上にもおよびます。
オメガ時計修理の正規店。アフターサービスが好評で、価格よりもサービス内容を求めて利用する顧客が多い会社です。
オーバーホール専門店。対応商品は、機械式のオメガとロレックスのみという、こだわりの名店です。
オメガを得意とするスイス時計の修理店で、スピードマスターとシーマスターのオーバーホール実績が豊富です。
できるだけ再利用しながら修理するのが、こちらのモットー。価格も抑えられるというメリットもあります。
オーバーホールはもちろん、特注別作や時計組立など、時計に関するさまざまな課題を解決してくれる技術者集団です。
クロノグラフ限定の時計修理店。商品を限ることで調達コスト削減と対応スピードの早さを実現します。
技術顧問は、CMW(日本調時師協会認定の公認高級時計師)の有資格者。時計修理のトップクラスが集うプロ集団です。
オメガなどの純正パーツのストックが豊富。設備も充実しており、多様な時計修理に対応してくれます。
店主はこの道20年のベテラン技術者。時計修理店の敷居を下げ、気軽に依頼できる店構えが好印象のお店です。
電池交換も家にいながら対応してくれる宅配専門の時計修理店。熟練の職人がオーバーホールに対応してくれます。
「時計のかかりつけ医」がモットー。代替パーツを使った予算ありきの修理にも応じてくれる時計修理店です。
茨城で評判の「街の時計修理店」。オメガの修理実績4220本(2020年4月現在)の修理実績を誇り、腕は確かです。
親子二代で一級時計修理技能士という下町の名店。外装仕上げが評判で、顧客のニーズにあわせて大切な時計をよみがえらせます。
年間修理実績は45,000本。各メーカー・ブランドを得意とする職人たちが、オーバーホールや修理を手掛けます。
修理実績の半分以上がオメガという時計修理チェーン店。純正パーツの豊富なストックで、スピーディーな対応が評判です。
オメガ時計をはじめ、高級時計やジュエリーの買取&リフォーム店。時計修理の実績も豊富です。
不具合の原因から修理内容まで、丁寧に説明してくれるサービスが好評。自作パーツ作成による修理にも応じられます。
ベテラン時計修理士が営む中野の時計修理店。修理・オーバーホール事例は、価格と一緒に公式サイトで確認できます。
修理依頼者と全国の時計職人とをつなぐ、ITベンチャーが運営する時計修理店。利用者の評判も上々です。
高級時計や宝飾品を扱う専門店。WOSTEP認定の時計修理技能士など、有資格者がオーバーホールや修理を手掛けます。
奈良で評判の時計修理店。品質とサービスの良さが口コミで広がり、2019年には東京・銀座に出店した名店です。
時計修理専門で90年という老舗企業。国内外に代理店を築き、スピーディーな部品調達を実現しています。
国内外の時計を扱う販売店。修理対応もしており、ベテランの時計技術者が丁寧に対応してくれます。
東京日本橋と銀座の三越に入る老舗時計店。ロレックス技術公認店ですが、オメガなどの修理にも対応しています。
東急グループの時計修理専門店で、一級時計修理技能士をはじめベテラン技術者が、修理・オーバーホールに対応します。
「ウォッチメゾン」をはじめ、高島屋各店には時計修理専門店が入居。一級時計修理技能士が在籍する店もあります。
時計専門の自社工房があり、一流職人が在席。主軸が買取業の為、さまざまなブランドの時計を取り扱っています。
実店舗を持たないオンラインショップ。店舗の維持費や人件費等を押えているため、修理やオーバーホールが低価格で受けられることに期待できます。
必要・不要を見極めて修理に対応。無駄のないコストを削減した修理が可能です。
修理を担当するのが1級時計技師。高級時計から国産ブランドまで対応。
オーバーホールと修理を担当する職人がブランドごとに分けられており、それぞれ精通している方が対応。
マイスター公認高級時計師(CMW)を筆頭に、修理担当の全スタッフが一級時計修理技能士保有しています。
高級時計メーカーでの経験もある、時計修理技士が担当。低価格でありながら、高いクオリティを担保しています。
通常の修理料金内で、新品仕上げのサービスを受けることができます。修理・オーバーホールを担当するのは、「一級時計修理技能士」。
プロ業者の利用も多いタイムホスピタル。「一切妥協しない丁寧な仕事を」をモットーに掲げている。
時計修理技能士1級を持つ、時計技師が在籍。技士はそれぞれ得意としているブランドがあり、もちろんオメガに精通している方もいます。
元ロレックス技術者やメーカー修理担当者など、高い技術を持っている修理店。新品仕上げの輝きも魅力となっているお店です。
真摯にユーザーと向き合っている業者。時計の電池交換のときにオーバーホールを勧めるなど、必要な提案をしてくれる時計のプロです。
どんな時計でも短い納期で仕上げてくれる修理店。平均した納期は約7日間と他の業者と比較しても圧倒的な早さを誇ります。
1級時計修理技能士が在籍しており、多種多様な時計の修理に対応。入手できないパーツは1から製作できる技術が魅力です。
「時計のかかりつけ医」として、時計のことなら何でも相談できます。専用ページで修理の進捗を画像と共に確認できます。
愛着のある使い続けたいという想いを支えるために、時計修理をしている小塚時計店。時計の総合診療科のように他の職人との連携も行なっています。
他店で購入した腕時計であっても1番良い修理方法を考えながら対応してくれる村松時計店。一級技能士の職人が在籍しているので、技術のある職人にメンテナンスを依頼できます。
店主自身が時計の修理、オーバーホール、そしてテストをしてから引き渡すので、きめ細やかなフォローが可能です。時計専用の特殊工具や治具を数多く揃えています。
3代にわたって時計修理を行っている歴史ある時計専門店です。豊富な修理実績を元に様々な設備を用いてメンテナンスを行います。
時計修理ならどんなメーカーでも依頼できるタカギ時計店。修理の依頼は公式ホームページの問い合わせフォームやLINEから気軽に相談できます。
創業100年近くの老舗である加藤時計店。1級時計修理技能士の資格や本場スイスでのトレーニングプログラムを修了しているなど、豊富な実績と知識が魅力のお店です。
3代にも続く老舗で、修理が完了すると自前の修理報告書を作成してもらえます。どの部分をどのように修理してもらったのか後からでも分かります。
1級時計修理技能士が在籍しており、時計のことならなんでも相談できます。また店頭での相談は無料できるので、まずは時計のコンディションを見せてどのくらいの修理が必要なのか聞いてみましょう。
トゥールビヨンは高い技術で修理が可能な時計店です。しかしトゥールビヨンは必要最小限の修理ができるので料金も良心的です。
修理されることがない時計をメンテナンスしたいというコンセプトの元に大切な時計をメンテナンスしています。適切な価格でのオーバーホールなので、安心して依頼できます。
アンティーク時計でも修理可能な時計店。修理後には徹底的にテストし、修理後には1年の保証があるのが特徴です。
希少性の高い国内外のヴィンテージ時計も取り扱う時計専門店。豊富な品揃えは、時計愛好家から高評価を得ています。
時計修理技能士1級取得者が在籍している時計修理専門店です。確かな技術でさまざまなトラブルに対応。
創業44年以上にわたり、町の身近な時計点として愛されているタイムガーデン。気軽に相談できる時計店です。
ブランドジャックは、時計やブランド品の買取が中心。修理できない場合は買取も可能です。
1974年設立の老舗店。
時計修理歴は40年以上と永く、国家資格である一級時計技能士を取得している熟練の職人が在籍しているのが特徴です。
昭和29年創業の地域密着型の時計修理店。
専属の一級時計技能士がおり、見積もりや納期をはじめ非常にスピーディーな対応が魅力です。
50年以上続く時計修理専門店。
親子で一級時計技能士の資格を取得しており、設備面も最新機器から高級ブランド専用機械まで多種多様に揃っています。
岡山市の老舗、服部時計店。時計修理技能士2級のスタッフが常駐し、内容によっては店頭で即日修理対応も受け付けています。
昭和34年から営業している老舗の時計修理店。
常時2名の修理技能士が在籍しており、修理の相談も、実際に修理を担当する技術者が直接対応してくれます。
昭和42年創業のネックレス・時計・宝石・眼鏡の各種修理から貴金属の買取も行っている専門店。
壊れてしまった大切な時計の修理も丁寧で、しっかりと時計を復活させてくれます。
希少な資格である「公認高級時計師(CMW)」を持つスタッフが在籍。時計の隅々まで知り尽くしている技術者による丁寧なメンテナンスが受けられます。必要な部品は自店で制作できる充実した設備を整えています。
一級時計修理技能士が在籍し、細かな部品も一つひとつ解体してメンテナンスを行ってくれます。部品の摩耗状態を細かくチェックし、お客さんに分かりやすく説明をする丁寧な対応力が評判の時計店です。
業界60年のキャリアを持つベテラン店主がいる時計店。豊富な経験をもとに、時計はもちろん、宝飾・貴金属の修理にも対応しています。
一級時計修理技能士が在籍。コピー商品の修理は受け付けていない、本物志向の時計店です。
一級時計修理技能士が4名在籍。高い技術と豊富な実績を誇る時計店です。他のお店で修理を断られた場合でも、豊富なノウハウをもとに対応してくれます。
創業100年の歴史を持つ老舗時計店。電池交換が一律750円と、修理と電池交換に力を入れています。
腕時計はもちろん、掛け時計や置時計、柱時計など様々なタイプの修理が可能な幅広い対応力が魅力です。
法人の修理をメインにしている株式会社アキサカ。創業者はセイコー出身という歴史のある会社です。受け継がれた技術の高さには定評があり、個人の修理受付でも高い評判を獲得している会社です。
技術力と対応力の高さへの評価が目立つ銀座の時計修理店。時計修理の最高峰資格「CMW」の取得者が在籍しており、クオリティの高いオーバーホールを対応してもらえます。
経験豊富な時計修理一級技能士が在籍している時計修理専門店。オメガ時計のオーバーホールが頼めるほか、修理保証など各種サービスも充実しています。
オメガ時計のオーバーホールができる時計修理ゼウスは、モデル・仕様を問わず様々な状態の時計に対応できる修理技術が特徴の一つです。郵送修理のための無料梱包キットも提供しています。
有名高級ブランドOBが在籍する職人直営店。完全自社施工で中間マージンが発生しないため、比較的リーズナブルな価格でオーバーホールを対応してもらえます。
非常に丁寧な仕事をしてくれると評判の時計修理店です。オメガを始め、さまざまな高級腕時計の修理に対応してくれます。
多種多様な腕時計を取り扱っている時計店で、修理に関してもさまざまなメーカー、タイプに対応しています。また、カスタマイズができたりと、美しい仕上げを実現できます。
ヴィンテージ時計を豊富に取り扱っているお店で、アンティークタイプの腕時計のオーバーホールにも快く対応してくれます。アンティーク。ヴィンテージタイプの修理となると、メーカーに依頼するよりも安価で対応してもらえるでしょう。
40年以上にわたって腕時計のオーバーホールを手掛けているお店で、オメガでは、特にスピードマスターの修理をよく請け負っています。
時計のオーバーホール・修理に対応してくれるお店で、全ての部品を超音波洗浄する対応が特徴。劣化を最小限に抑える修理を可能とします。
1986年から舶来時計の販売、修理を手掛けている会社。豊富な経験と知識、多様なノウハウを元に、正確な修理をおこなってくれます。
鞄や靴、そして時計の修理・オーバーホールも手掛けているお店。メーカーでは数万円かかる修理であっても、代用品を使用することで、安価での修理を実現しています。
ウォッチレスキューは「生活に密着した場所に専門とする信頼のできるお店」をコンセプトに、多くのオーバーホールの実績を持っています。丁寧な検査によって、質の高いメンテナンスを行ってくれます。
オーバーコイルには、スイスの名高い時計専門学校「WOSTEP」で学んだスタッフが在籍し、豊富な知識と高い技術で腕時計の修理を対応してくれます。
リエイトは、写真とカメラの専門店である「カメラのキタムラ」行っているサービス。コンセプトは「後生大事」で、充実したの工具と作業環境でメンテナンスを対応します。見積もりや状態診断も無料。365日間の保証が付いており、オーバーホール後に何か問題が発生しても対応してもらえます。
西荻窪駅南口近く。掛け時計から腕時計、骨董品や古道具を販売している時計店です。オメガをはじめ、国内外のブランド時計のオーバーホールに対応。古い掛け時計や置き時計の外装を活かしつつ、内部は最新式に施すという技術力を持っています。
国内外のブランド、アンティーク品やオールドモデルまでオーバーホールに対応できます。他店で修理を断られてしまった時計でも大丈夫。オーバーホールをした場合、最長で2年間の修理保証が付いてきます。
アンティーク時計専門店として、新品のような状態を取り戻すのではなく、当時の雰囲気が変わらない修理を理想としています。そのうえで、使用できないと判断すると部品の交換や制作まで行っています。扱いが難しい繊細な部品でも、高い技術を持った職人が対応します。
オメガ時計でよくある故障や症状別に、その原因と修理方法をまとめました。
修理価格の相場も記載しているので、参考にしてください。
オメガ時計のオーバーホール料金は、時計のモデルや仕様によって異なります。
具体的にどのような違いがあるのか、目安となる料金表を以下に掲載しますのでチェックしてみましょう。
モデル名 |
価格 |
仕様 |
---|---|---|
コンステレーション、デビル等 |
15,000円~ |
クオーツ |
シーマスター、レイルマスター等 |
18,000円~ |
オートマチック |
シーマスター、デビル等 |
24,000円~ |
コーアクシャル |
スピードマスター等 |
28,000円~ |
クロノグラフ |
一般的に、時計のオーバーホール料金は、電池式のクォーツより機械式(オートマチック、手巻き等)の方が高くなる傾向にあります。その理由は、機械式はクォーツ式に比べメンテナンスにおいて高い技術を要するからです。上記の料金表のとおり、オメガのオーバーホール料金においてもクォーツ時計は安く、コーアクシャルやクロノグラフは高くなる傾向にあるようです。
オーバーホールの料金はモデルやタイプによって費用が異なる場合があるので、ご自身の時計がどれに当てはまるのかを確認し、さらに詳細に費用を知りたい方は修理店に問い合わせて見積もりを出してもらうといいでしょう。
「ストップウォッチのプッシュボタンの不具合」「12時間計の針が勝手に進む」といった、クロノグラフ特有のトラブルが、スピードマスターではよくみられます。原因は、油切れやゴミの侵入、ストッパーの摩耗などが考えられ、症状によっては部品交換も必要です。
シーマスターの代表的なトラブル例として、リューズの破損や劣化が挙げられます。それを知らずに使っていると水が浸入して、サビを発生させる一因になります。また、ネジ山の摩耗によりリューズがロックできないといった症状も起きやすく、こうなると部品の交換が必至です。
レイルマスターの特徴は手巻き・自動巻きのムーブメントですが、巻き上げの際にいっぱいまで巻いてしまうとゼンマイが切れてしまうことがあります。また、時計を強く振ったりすると、ローターにがたつきが出てゼンマイが巻き上げられなくなることがあります。内部部品の摩耗があるため、3~4年に1回はオーバーホールをして、劣化状況を確認するようにしましょう。
デ・ヴィルは機械式時計のラインアップが多く、ムーブメントの汚れやゼンマイの故障といったトラブルが多く見られます。ゼンマイの故障で修理・オーバーホールに出すケースが一般的です。
コンステレーションでよくあるトラブルは、電池切れ放置による漏液と、それによる各種内部機構の破損。機械式ムーブメント「コーアクシャル」採用モデルだと、ゼンマイが劣化して切れてしまったり、衝撃により機構の歯車が狂ってしまうといった故障もあります。
デ・ビルやコンステレーションなど、オメガのスタンダードモデルによくあるトラブル例をまとめました。ゼンマイ切れ、潤滑油切れ、ベルトのピン抜けなどの原因と修理費の目安も紹介します。
オーバーホールとは時計の分解整備のことを意味します。時計を長く使うためには、定期的に内部を分解して掃除することが非常に大切になります。特に機械式時計の場合には、非常に複雑になっているので良い状態を保つためにも、定期的にメンテナンスする必要があるのです。
時計の裏蓋を開けて、内部にある時計パーツを分解していきます。100を超えるパーツの1つ1つを洗浄していき、組み立てながらパーツの調整や潤滑油を入れていきます。最終的にはゴムパッキンの交換やベルトの調整、仕上げの磨きを行って終了です。
なぜおこなう必要があるのか
定期的にオーバーホールせずにいると、潤滑油が蒸発してしまったり、凝固してしまったりします。結果として、パーツ同士が摩擦したり傷がついたりしてしまうリスクに。通常であれば、潤滑油が摩耗を防止していますが、潤滑油が劣化した状態で摩耗を繰り返すと、さらに摩耗が進んでしまいます。
また時計の裏蓋にあるパッキンは、ゴムでできているので経年劣化してしまいます。どうしても年数が経過すると劣化してしまうのは、ゴムでできている以上仕方ありません。そこで定期的にオーバーホールすることで、ゴムパッキンの交換を行い、良いコンディションを保ちます。 ゴムパッキンは防水性能を維持するのに大切です。パッキンが劣化してしまうと、裏蓋から汗や水分が侵入してしまうこととなり、内部の故障につながってしまいます。
複雑な構造を持っている時計は、部品の摩耗を避けることや水分の侵入を防ぐことが良いコンディションを保つ秘訣です。そのためにオーバーホールする必要があるのです。
どのくらいの頻度で行うべき?
オーバーホールは定期的に行う必要がありますが、頻繁に行う必要もありません。各メーカーが推奨しているオーバーホールの頻度があるので、よく確認しておくとよいでしょう。しかし一般的には、3年から5年の間隔となっています。
頻度は3年から5年と大きな開きがありますが、これは使用頻度によって違いがあるということ。時計の状態によって適したタイミングが異なるためです。メーカーが推奨している年数が近づき、時計のずれが+-30秒ほどずれるとオーバーホールを行うことができます。
もちろん機械式時計の場合には、止まっていると潤滑油が劣化する速度が遅くなるので、期間を開けてもよいでしょう。しかし潤滑油も年数と共に劣化することは避けられませんので、オーバーホールは必要です。使ってみて異変があるなら、オーバーホールを考えるべきでしょう。
オーバーホール後に
気をつけるべきこと
時計は消耗品の一種。時間が経てば、その分劣化は進んでしまうものと言っても良いでしょう。
たとえ、一度オーバーホールを行ったからと言って、その後永久的に故障や不具合が起きないとは限りません。高級な腕時計は、修理にもそれなりの費用がかかってしまうため、オーバーホール後の扱いにも注意をするようにしましょう。
まず気をつけるべきことは「磁気」です。磁気は時計にとって大敵であり、時間の遅れや進みを引き起こす原因ともなります。私たちの生活環境には、携帯電話やパソコン、テレビや冷蔵庫など、数多くの電化製品が溢れています。これらはどれも自ら磁気を発生させるものであり、時計を近くに置いておくと故障を招く恐れがあります。今一度、身の回りのものを見まわし、大切な時計と磁気を発する電化製品を隣接させないように気をつけましょう。
もう一つ気をつけるべきものは「水」です。多くの電化製品にとって水は大敵であり、時計もその例外ではありません。現在は、「防水機能」を備えた時計も増えてきてはいますが、たとえ防水であっても、強い水圧がかかったり熱いお湯などに触れると防水機能が働かない可能性もあるのです。防水であることを過信せず、なるべく水との接触を控えることが、故障を防ぐうえで大切になることを押さえておきましょう。
オメガの修理は正規店と修理店のどちらがおすすめ?
オメガの修理を正規店に依頼することのメリットとして挙げられるのは、やはり「信頼度」。スウォッチグループにオーバーホールや修理を依頼することで、メーカー正規店からメンテナンスを受けられます。実際にその時計を作ったメーカーに直に依頼できるというのは、信頼度という点で非常に大きいと言えるでしょう。
オメガのムーブメントには、コーアクシャル機構という他のブランドと差別化を図る構造が採用。これはオメガ独自の仕様で、磨耗が少なく、壊れにくいという特徴があります。ただ、独自の構造ということもあり、オメガのオーバーホールを行う際は、この独自技術に対応している修理店で行う必要があります。普通の時計とは使用が違うため、一般のお店ではそのような特殊な技術を持っていないことがありますが、正規店であればその心配はないと言えるのです。
ただ、正規店で修理を行う場合もデメリットはあります。まず挙げられるのが「値段」。一般のお店であれば、サービスとして安価で対応してくれることもありますが、正規店は価格競争がないため、割高に感じられる価格設定をしていることもあるのです。特に、オメガのオーバーホールや修理であれば、基本料金よりも高くなると考えておいた方がいいでしょう。もちろん、時計の状態やタイプによって変化しますが、それでも専門店と比較すると費用は高い傾向にあります。場合によっては、中古の時計を買うのとそれほど変わらないくらいの値段がかかることもあります。
また、正規店であっても、全ての作業を自社で対応しているわけではなく、実際は外注に出している場合もあります。その場合は、中間マージンが発生し、その分価格も割高になります。
修理専門店でオーバーホールを依頼する場合、メーカーへの依頼と比較して低価格で行えることが最大のメリットと言えるでしょう。正規店で5万円かかる修理であっても、修理専門店であれば3万円ほどで対応可能ということもよくあります。
また、自社工房を持っており、時計師の技術育成に力を入れているような専門店であれば、依頼から修理が完了するまで自店で行ってくれるので、外注コストがかかりません。納期に関しても、比較的早く手元へ時計が戻ってくることでしょう。技術者の育成に力を入れているようなところであれば、高い技術によって修理をしてくれることも注目のポイントです。
そして、お店によっては、修理やオーバーホールに加えて時計を新品同様に磨き上げる対応を行ってくれるところもあります。オーバーホールを依頼するついでに、時計に輝きを取り戻させたいと思うなら、修理専門店でも「仕上げ」に力を入れているお店がおすすめです。
オメガは非常に特殊な構造をしている時計であり、修理店のなかには、オメガのオーバーホールに対応していないところもあります。また、オメガの修理に対応しているお店であっても、必要な部品が不足している場合には、メーカーから取り寄せる必要が発生します。そうなると、費用も時間もかかってしまうことがあったり、提携しているお店に外注に出したりという手間が発生したりと、トータルの修理費が高額になってしまうこともあるのです。
日本の時計職人の技術は世界基準で見ても高く、オメガのオーバーホールを行える修理専門店も少なくないのですが、設備や部品調達の点で対応できない可能性があるということは、念頭に置いておくといいでしょう。
また、修理の保証期間が短いということもデメリットの一つとして挙げられます。メーカーでは、オーバーホールや修理をすると2年の保証期間がつくケースが多いですが、修理専門店の場合、それよりも短納期の保証期間となることもあります。また、純正品以外で修理を行ってもらうと、正規店ではそのような時計は対応してもらえない可能性もあるため注意が必要です。
オメガの修理・オーバーホールについては、店舗への持ち込みだけでなく、郵送依頼にも対応している業者があります。郵送依頼の場合、店舗に足を運ぶ手間が省けるほか、無料梱包キットを提供している業者を利用すれば、配送費用もかからず修理料金が安く済みます。近くに時計修理業者が無くてお困りの方でも郵送依頼なら大切な時計の修理が可能。オメガの修理を依頼するなら、郵送依頼対応の業者を選ぶこともおすすめです。
ここではオーバーホールに関する基礎情報についてまとめています。メンテナンス方法やオーバーホール完了までの期間など、押さえておきたいポイントごとに紹介しています。
オメガを保管する際は、磁気を放つスマートフォンやテレビ、パソコンなどから離れた場所に置くようにしましょう。温度差が激しいところも適切ではありません。革ベルトを乾燥させる、リューズを締めるなどの手間も必要です。
オーバーホールをするときは、正規店か修理専門店に依頼をすることになります。予算やニーズに応じてお店を選ぶといいでしょう。遠方にお住いの方は、宅配で依頼できるお店もあります。実際にオーバーホールをお願いすると、内部を分解洗浄し、新品に近い状態に戻してくれます。
長く時計を使い続けるためには、日常的に自分でオメガのメンテナンスをすることも大切です。水分をふく、汚れを取るなど、お店への依頼の前に自分でできる簡単なメンテナンスがいくつかあります。ただ、内部を触るのは素人は厳禁。動作が気になるなら、必ず専門の職人に依頼してください。
オメガのオーバーホールは、状態のいいものであれば1週間から4週間ほどで完了します。ただ、部品の交換が必要になる場合は、作業内容にもよりますが、時間がかかるものだと2ヵ月以上の期間を要することもあります。
オメガの電池交換は正規店で対応してもらえますが、費用が割高になるという傾向があります。また、部品の交換・発注で通常よりも長い期間を要することもあります。修理専門店で対応してもらえる場合もあるので、費用や納期を考慮したうえで依頼先を決めるといいでしょう。
時計修理技能士は、機械式時計の修理に関する知識や技術を認定する国家資格。「時計職人」とも呼ばれ、1級から3級まで段階ごとに実技試験が必要になります。1級は取得が困難ですが、それだけ高い技術を有していることの証明とも言えます。修理を依頼するお店の判断材料ともなるでしょう。
オメガのムーブメントはコーアクシャルと呼ばれ、オメガ製品にのみ搭載されています。摩耗が少なく、耐久性や対磁性能が高いことがメリットであり、メンテナンスの間隔も従来の製品より長くなっています。ただしオーバーホールを定期的に行わないと摩耗や汚れが蓄積し、専用の部品を取り替えなくてはならないため、定期的に掃除やメンテナンスを実施する必要があります。
クォーツは英語で「水晶」という意味で、その名の通り水晶振動子を用いて、電池を組み合わせて動く時計を指します。オメガからは1974年に初めてのクォーツモデルが登場しました。現在ではシーマスターやコンステレーションなどに搭載され、部品に負荷がかかりづらいことから、スポーティなモデルに使用されています。クロノグラフなど複雑なモデルほど修理費用が高額になります。
オートマチックとは、日本語の「自動巻き」に相当する言葉です。腕時計の場合、腕に装着することで機械式のムーブメント内部で金属部品が自動回転し、ゼンマイを巻き上げて時を刻む構造がオートマチックと呼ばれています。オートマチックの歴史は1700年代にまで遡り、オメガからはクロノグラフやムーンフェイズなどと組み合わせたタイプがラインナップされています。
クロノグラフとは時計の動作とは別に、時間を計るためのストップウォッチが搭載されたモデルを指します。スタートとストップのボタン、リセットボタンがそれぞれ時計の外側についており、デザイン性を追求したモデルも登場しています。クロノグラフモデルは修理費用が高額になりやすく、機械式はクォーツ式よりもさらに高額になるため、定期的なメンテナンスが必要です。
ブロードアローとは、イギリスの軍隊が使用していた軍用品に刻印されているモチーフです。古いブロードアローの腕時計はコレクター品として知られており、オメガからは針の先端にブロードアローのデザインを配した「スピードマスター」がラインナップされています。ブロードアロータイプの腕時計は他のシリーズと同じく、こまめな掃除や点検修理が欠かせません。